熱中症は予防が大切ですが実際になってしまったときにどうするかも大切です。

ただ熱中症の症状が出ても、家で治せるレベルなのか、病院に行った方が良いのかという判断は難しい所です。

救急車を呼ばなければいけないか、病院に行くべきなのか、それとも安静にすればいいかは症状によって違います。

熱中症の症状によってどうするべきかの目安やタイミングを確認しておきましょう。

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熱中症で救急車を呼ぶ目安

熱中症かも、と思った時にはまず意識があるかを確認しましょう。意識がない場合は迷わず救急車を呼ぶこと。そして救急車が来るまでの対処としてはできるだけ涼しい場所に移動させて体を冷やしましょう。体温調節ができなくなっているので体を冷やすことがとにかく大切です。

脇の下、首、足の付け根などを冷やすのが効果的です。血管が太い部分ですね。氷が用意できない場合は体に水をかけたり濡れタオルを使うなど、少しでも冷やすようにしましょう。

熱中症が重篤なときに何も対処をせずに1時間放置してしまうと多臓器不全や合併症の危険性があります。命に関わることですので熱中症に関して様子見をするというのはとても危険なことだと覚えておきましょう。

意識があったとしても、返答が鈍かったりおかしかったりするなら救急車を呼びましょう。

熱中症に似た症状

熱中症の症状かと思っていたら実は脳卒中で、治療が遅れたことによって後遺症が残ったり、最悪のケースを引き起こすことがあるんです。

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血を合わせて脳卒中といいます。血圧が高くなる冬に気を付ける意識があるかもしれませんが、実はこの中で脳梗塞は夏に多いんです。汗をかいて血液がドロドロになることで血管が詰まりやすいんだとか。

さらにいえば熱中症になると血液がドロドロになるのを加速させるため脳梗塞を引き起こす原因になることもあります。

脳梗塞のチェック

脳梗塞が疑われるかどうかFASTチェックで確認しましょう

F:Face(顔のマヒ)
歯を見せるように笑ってもらったとき片方がゆがむ
A:Arm(腕のマヒ)
両腕を水平に上げてもらい片方が下がる
S:Speech(言葉の障害)
ろれつが回らない、すぐに言葉が出ない
T:Time(発症時刻)
上の3つのうちひとつでも症状があれば、発症時刻を確認して119番通報する

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熱中症で病院に行くべきか

意識ははっきりしているけど、めまいや吐き気、頭痛、しびれ、ふらつきなどを感じたら熱中症かな、と思う人が多いでしょう。

様々な症状の中で、頭痛や嘔吐、判断力の低下があったらすぐに病院に行きましょう。

症状が出ても家で安静にしていたら症状が緩和してきますよね。緩和してきたからといって「病院に行かなくても大丈夫そう」と思いこんでしまうことはとても危険なんです。

熱中症は症状の重さにもよりますが一度なってしまうと自然回復するには3日~1週間近くはかかるといわれています。

夜に安静にして回復しているかと感じても次の日にはまた熱中症の症状が出たりします。でも症状が深刻になっているという自覚がないのです。吐き気がでてきたり、脱水症状が進行して手がシワシワになってきて突然倒れるなんてこともあります。

一般的な熱中症の治療としては点滴が多いですが、熱中症の症状が続く、ぶり返すときは迷わず病院に行くべきでしょう。

熱中症の自宅での安静

安静がすすめられたら大人しく寝ているのが一番です。これは寝ていることで血流が重力に逆らわないですむため体の回復がしやすいからです。

熱中症と診断されたらとにかく水分補給が大切ですが、真水を飲むと体の電解質のバランスが悪くなってしまうので塩分を忘れないようにしましょう。

スポーツドリンクや経口補水液がのぞましいですね。

食欲が出るまでは無理に食事をせず、おかゆなど消化に良いものを徐々に取るようにしていきましょう。

完全に体調が回復するまでには個人差がありますが、運動はできるだけ避けてくださいね。
ウォーキングなどの軽い運動から慣らすようにして、もし体調が悪くなったらすぐにやめましょう。

まとめ

熱中症は命の危険や後遺症が考えられるので甘く見ないようにすることが大切です。

予防が大切ですが、いざ症状が出てしまった時には救急車を呼ぶ勇気も必要だということを覚えておいてくださいね。

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