そうめんの一人前の量はどれくらい?ゆで方のコツと盛り付け方!

2016年6月15日料理そうめん,料理のコツ,盛り付け

そうめんを作ろうという時、迷うことはありませんか?

いったいどれくらいの量を茹でればいいのか、ゆで方にコツなどがあるのか、盛り付けに決まりはあるのか。

今回はそうめんの作り方についてご紹介します。

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そうめんは一人前の量は何グラム?

そうめんは一人前で何グラムくらいが標準なのでしょうか。

うどんやそばと違って、そうめんを食べるときは乾麺をゆでることがほとんどですよね。

そうめんに限らずうどん、そば、パスタなどの乾麺は基本的に一人前100グラムと覚えておくと便利です。一人前でカロリーなどが計算されている場合も100グラムで計算されていることが多いです。

ですがそうめんの100グラムって実際に食べてみると意外と物足りない…。一食とするには小食の女性でちょうど良いくらいの量です。

そうめんってスルスル食べれてしまうので他の麺類よりも多めに食べてしまうことが多いようです。気づかず量を食べてしまうので思ったよりも満腹になります。

ほかにも具材だったり、おかずやごはんものが一緒にあれば標準の量で問題ないでしょう。ただ、そうめんと少しの薬味だけを食べるなら、150グラムくらい食べたいところです。

ちなみにこれは冷やしそうめんの場合で、温麺・にゅうめんで食べるなら一人前100グラムがおすすめです。

そうめんの1人前は何束?

ではそうめんの一人前は一束かというと必ずしもそうとは限りません。

そうめんの一束は100グラムであったり、50グラムであったり商品によって違うので確認してから使いましょう。最近はメーカーによっては90gの束もあります。

そうめんを何束食べるか?という質問は一束の量を確認してからでないといけないということですね。

そうめんと手延べそうめんの重さ

そうめんより手延べそうめんの方が茹でると重くなることも、覚えておいてもいいかもしれませんね。

重量変化率

そうめん・ひやむぎ: ゆで 270%
手延べそうめん・手延べひやむぎ: ゆで 290%

日本食品標準成分表2015年版より

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そうめんのゆで方のコツ

そうめんのゆで方のコツ

そうめんは美味しく食べたい!ということでそうめんを茹でるコツを紹介します。

まず、そうめんは麺自体に塩分が入っているのでお湯に塩は必要ありません。お湯を沸かしてそのまま使えばOKです。

そうめんのゆで方の大きなポイントはこちらです。

  • たっぷりのお湯を使って茹でること
  • ふきこぼれそうになったら火を止めること
  • 麺を上げたらすぐに冷水でしめること

たっぷりのお湯でそうめんをゆでる

ゆでるお湯が少ないと

  • 麺がくっついてダマになる
  • 伸びてたり茹でられてなかったりムラになる
  • 粉っぽくなる

このように残念な状態になることがあります。

お湯の量はそうめん100グラムに対して1リットルが目安です。

大量に茹でたいときは無理に麺を入れず、鍋や回数を分けて茹でるようにしましょう。コンロをふたつ使って鍋もふたつ使うと同時に作り終わります。

コンロがひとつしか使えない場合は茹でた麺をお箸やトングなどで引き上げて冷水にうつし、先に盛りつけてしまいましょう。鍋のお湯を足して二回目を茹でればOKです。二回目の麺は別で盛り付けましょう。

毎回お湯を捨ててしまうと時間がかかりますからね。家で食べるならこのやり方でも十分です。無理に一回で茹でるのはやめましょう。

そうめんはふきこぼれるギリギリでとめる

そしてそうめんはふきこぼれやすいです。お箸でそうめんをぐるぐると混ぜながら、泡が上がってき始めたらこぼれる寸前に火を止めましょう。

そばだと差し水を入れたりするのですが、そうめんは麺自体がとても細いので必要ありません。

すぐに冷水にうつすのがポイントです。ここでノロノロしていると余熱でそうめんがどんどん伸びていってぼやけた味になります。茹でる前から氷水を作っておくのがおすすめです。急激な温度変化が大切なので素早く移しましょう。

ゆで時間は?と思うかもしれませんが、そうめんはパスタとは違い、ゆで時間をきっちりするから美味しいというものでもないです。もともと表示時間も「1分30秒から2分」など曖昧だったりしますよね。

このやりかたで美味しいそうめんになるので、だまされたと思ってやってみてくださいね。

そうめんを冷水でぬめりとり

できれば氷水のボウルなどに入れて急激に冷やしてそうめんをしめたいところです。もしどうしても氷がない場合はお水をコマメに変えてできるだけ早く冷やしてください。温度変化が重要なのでホントは氷が欲しいところですが…。

そうめんのぬめりをとるためにもみ洗いをしながら冷ましましょう。ベタベタヌルヌルするのは油です。冷たくなってもベタベタやぬるぬるが落ちるまで洗いましょう。ツルツルの喉ごしのそうめんが食べれますよ。

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そうめんの盛り付け方

そうめんの盛り付け方って特に決まりはありません。

テレビCMでお皿やざるにキレイに一口ずつくるくる盛っている方法も見ますが、麦茶のCMだとガラスの大きな器に氷水とそうめんが入ってるなんてこともありましたよね。

つまりそうめんの盛り付けは自由ということです。

一口ずつ丸めるなら、そうめんを取ってそのまま指に巻きつけたものを盛り付けても良いし、フォークとスプーンで(パスタを食べるときのように)クルクル形を作ると上手にできます。

麺の端っこを結んでから茹でるやり方もありますが、均等に茹でるのがちょっと難しいし、端っこの部分は固まってしまってロスが出るのでおすすめしません。

そうめんの盛り付け 氷水に

そうめんの盛り付け氷水に

簡単なのはそうめんを氷水の入った器に浮かべてしまう方法ですね。食べるときも取りやすい。すぐに食べれるので我が家はほとんどコレです。

麺が伸びてしまうのではないかと心配かもしれませんが意外と大丈夫です。そうめんは蕎麦のようにふやけたりしにくいのです。

ただ食べているうちにめんつゆがだんだん薄くなっていきます。めんつゆを少し濃いめ少なめにして、食べながら追加していきましょう。

そうめんの盛り付け ざるに

そうめんの盛り付けザルに

ざるにそうめんを盛りつける場合、固まってきてしまうので一口ずつ丸めて盛り付けておかないと食べにくいです。

見た目は涼しげで良いですが、麺がザルにもくっつきやすいので洗う時に少し面倒くさいので個人的にはあまり好きではありません。

そうめんの盛り付け 皿に

そうめんの盛り付け皿に

ざるだけではなく大皿に一口ずつ丸める家庭もありますね。これはめんつゆが薄まるのが好きじゃなかったり、七夕などのイベントそうめんなど。

一人分ずつのぶっかけそうめんやアレンジそうめんなら、それぞれのお皿に盛り付けするのがスマートですね。

キュウリや大葉など緑のものやトマトやハムなど赤いものが一緒だとそれだけでキレイな盛り付けになりますよ。

そうめんの作り方のまとめ

まず何人で食べるかを確認してそうめんを茹でる量を決めましょう。

茹でるときはお湯はたっぷり、冷水でぬめりをとるのを忘れずに。

盛り付けは自由で良いのですが、めんつゆは盛り付けによって濃さは工夫した方が良いかもしれませんね。

美味しいそうめんを作って夏の暑さを乗り切りましょう。

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