インフルエンザを予防する方法

インフルエンザは例年12月~3月ごろに流行します。もし感染して発症してしまうと、仕事を休んだり、家事ができなくなったり、と大変ですよね。

流行の前に予防接種を受ける以外にも自分で感染リスクを減らすことができます。

家庭を守るためにも、まず自分自身がインフルエンザにならないために予防をしていきましょう。

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インフルエンザを予防するには

インフルエンザは感染しやすいので、かかった人が出勤してしまうと職場で急速に感染を拡げる原因になります。かからないように予防しましょう。

インフルエンザを予防するためにはまず感染経路を知っておくことが大切です。そして流行の時期には予防法をしっかりと行うことが重要です。

インフルエンザの感染経路

インフルエンザの感染経路はひとつではありません。

  • 飛沫感染
  • 接触感染
  • 空気感染

飛沫感染とは

インフルエンザにかかってしまった人の、咳やくしゃみ、会話中のつばなどが飛んだときに一緒にウィルスが放出されます。このウィルスを喉や鼻から吸いこむことで感染します。これを飛沫(ひまつ)感染といいます。

例えば飛沫は一度のくしゃみで約200万個、咳で約10万個も飛び散るといわれます。飛び散った時に1.5~2メートルほどの距離があってもウィルスが感染します。呼吸器のほかにも、目の粘膜からウィルスが侵入することがあるようです。

インフルエンザで最も多い感染経路は飛沫感染と考えられています。

接触感染とは

皮膚や粘膜を直接的に接触することで感染するのは想像できますよね。それだけではなく、飛沫に汚染されたモノを触ることでも病原体が付着します。そして無意識のうちにウイルスがついた手で、目や鼻、口などを触ってしまい、粘膜にウイルスが侵入するんです。

これを接触感染といいます。

ウィルスは乾燥した環境では長時間生き続けることができます。ドアノブはもちろん、電車の吊り革やエレベーターのスイッチ、共有のパソコン、手すり、便座などからも感染が拡がることがあります。

空気感染とは

あまりない感染経路ではありますが一応知っておきましょう。

インフルエンザにかかった人の咳やくしゃみの飛沫の水分が蒸発して、軽くなったウィルスが長時間空気中を浮遊します。これを吸いこむことで感染します。

気密性の高い部屋や、低温、乾燥、などの条件がそろうことで感染することがあると考えられています。

インフルエンザを予防する時期

インフルエンザを予防するべき時期って知ってますか?インフルエンザは冬に流行しますよね。ですがいつから気を付ければいいのかというと実は一年中なんです。インフルエンザはゴールデンウィークや夏でも発症する例が増えてるんです。

もちろん流行中は感染のリスクが高いので意識して予防していくのは大切です。例年12月~3月頃に流行しますので警戒が必要です。自分の地域がどのくらいインフルエンザが流行しているかの情報はこちらのインフルエンザ流行レベルマップが参考になりますよ。

インフルエンザ流行レベルマップ
http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

インフルエンザを予防する方法と対策

インフルエンザは流行したらいつも以上にしっかりと予防するように意識しましょう。

  1. 手洗い
  2. うがい
  3. マスク
  4. 湿度と温度
  5. 外出を控える
  6. 睡眠
  7. 栄養

これらは自分でできるインフルエンザ対策です。

インフルエンザ 正しい予防法としてポイントを抑えておきましょう。

インフルエンザ予防に最強なのは手洗い

インフルエンザの予防の基本は手洗いです。

とにかく手洗いは大切です。手についたウィルスを洗い流すことで接触感染のリスクをできるだけ下げましょう。

インフルエンザのウィルスは脂質性の膜に包まれています。その膜は洗剤やアルコールで壊すことができるんです。つまり手洗いはインフルエンザに効果があるということです。

ただし手洗いは正しく行わないと効果がありません。

手洗いの正しいやり方のポイント

時計やアクセサリーをはずす
アクセサリーがついたままだと手指を十分に洗うことができません。
洗剤を使う
水だけやお湯だけで洗うだけではウィルスは皮膚についたままで落ちません。
指の間や爪の中も洗う
細かい部分もキチンと洗わないとウィルスが残ってしまいます。
手首も洗う
冬は長袖なので洗いにくいですが手首にもウイルスは付着します。
ある程度の時間をかける
ササッと洗ってもウィルスは落ちません。例えば手術前の外科医はウィルスなどを落とすために手洗いを時間をかけてやりますよね。「ハッピーバースデー」の歌の長さがちょうど良いそうですよ。
しっかり洗い流す
洗剤で皮膚表面から浮いたウィルスをきちんと洗い流しましょう。洗い残しはウィルスが残るということです。
清潔なタオルで水分をしっかり取る
ちなみにタオルは湿ることで細菌が繁殖しやすいです。マメに交換をしましょう。湿っぽいかも、と思ったら取り換えましょう。

インフルエンザ対策にアルコール消毒

石けんが使えない時はアルコール消毒が有効です。アルコールもインフルエンザウィルスの脂質性の膜を壊します。

携帯用のアルコール除菌スプレーやシートがありますが、海外では個人が持ち歩くのが常識となっています。

インフルエンザのうがいの効果

うがいは口の中や喉の粘膜に付着したウィルスなどを取り除いてくれますよね。昔から風邪などの予防としてうがいは推奨されてきました。

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ですが実はインフルエンザウィルスに対するうがいの効果はあまりないとされています。これはインフルエンザが粘膜に付着してから約20分という速さで体内に侵入してしまうためです。

20分ごとにうがいをするのは現実には難しいですよね。一日に数回だけのうがいでインフルエンザの侵入を予防することはできないでしょう。

ただしうがいは風邪や他のウィルスも取り除きます。体の免疫を高めるためにも、うがいはした方が良いでしょう。

うがいはブクブクうがいをして口の中をゆすいでから、ガラガラうがいで喉の奥を洗浄しましょう。水道水でも良いですが、紅茶や緑茶、塩水などでのうがいがおすすめですよ。

インフルエンザにマスクは効果なし?

マスクは何でも防いでくれるかというとそうではありません。

一般的に私たちが使っているマスクは3μmほどの粒子を除去する物です。例えば30~40μmのスギ花粉カットには役立つわけです。

ですがインフルエンザウィルスは0.08~0.12μmとかなり小さい。つまりマスクはザルのようにウィルスを通してしまうわけです。

ただし感染者の飛沫を予防するのにはマスクは有効。近くでくしゃみとかされてもマスクが防いでくれます。

さらにマスクをすることで鼻やのどの粘膜の乾燥を防いでくれます。湿度が高いというのはそれだけでインフルエンザ対策になります。

つまりインフルエンザを予防するのにマスクはできるだけしておいた方が良いということになあります。特に人が多く集まるところに行くならなおさらですね。

インフルエンザ予防になる湿度と温度

インフルエンザは大気が乾燥する冬に流行します。

これは湿度が下がると粘膜の防御機能が低下してインフルエンザにかかりやすくなるからです。マスクで喉と鼻の湿度を保つようにしましょう。飲み物を小まめに飲無のも良いですし、うがいも喉を湿らせてくれます。

日本の冬は空気中の水分が少ないので飛沫が遠くまで飛びます。逆に言うと空気中の水分が多ければ、くしゃみや咳などの飛沫も水分にぶつかり下に落ちやすいのです。

さらに空気中の水蒸気の重さというのは温度によっても変わってきます。暖かくして水分が重い方がインフルエンザウィルスも浮遊しにくいです。

部屋の湿度と温度を管理することでもインフルエンザの予防をしていきましょう。

目安は室温20~25℃、湿度50~70%です。

エアコンは室温を上げますが乾燥してしまうので、加湿器などを併用しましょう。

ただし湿度が70%以上になると細菌やカビが育ちやすくなります。加湿器のタンクは毎日掃除をし、水道水を使いましょう。

空気清浄機も人気ですが現在までにウィルスを除去するというデータはないそうです。

インフルエンザの予防は外出をしないこと

特にインフルエンザが流行しているときはできるだけ人の多く集まる場所への外出は避けましょう。人混みは感染する確率が高いですからね。

睡眠不足だったり疲れていたりするとリスクはさらに高まります。

もし外出をするのであればできるだけマスクをして飛沫などをできるだけ防ぎましょう。

特に外出先での飲食の前には携帯用のアルコール除菌も利用しましょう。

インフルエンザ予防には睡眠

睡眠をとることで体の抵抗力が高くなります。睡眠に不満足の人の方がインフルエンザにかかりやすいというデータもあります。

ですがわかっていても眠る時間が取れないこともありますよね。その場合は睡眠の質を高めるようにしましょう。

寝る前にリラックスした状態になることが大切です。緊張したままでは深い眠りに入れません。

お風呂はシャワーだけでなく湯船に浸かったり、ホットミルクやココアなどの自律神経を落ち着かせる飲み物を飲みましょう。ラベンダーなどのアロマを枕元に置くのもおすすめです。

逆に寝る前に仕事をしたり、カフェインを摂ったり、テレビやスマホの光を浴びるのは刺激になってしまいます。

睡眠の質を高めるためには寝る準備が必要と捉えて、リラックスすることを意識しましょう。

インフルエンザを予防する食べ物

直接的にインフルエンザを防ぐ食べ物というのはありません。ですが免疫力を高めることでインフルエンザの予防につながります。

それには偏食をせずにバランスよく食事を摂ることが大切です。できるだけ食材を多く摂るようにするのが理想ですね。

バランスの良い食事に免疫をアップする食材をプラスしていきましょう。

体を温める食べ物

体温が1℃低下すると免疫力が30%低下すると言われています。つまり体を温めることで免疫力もあがります。

土の中で育つ野菜や高たんぱくのものが体を温めるのにおすすめです。

土の中で育つ野菜
  • しょうが
  • にんにく
  • やまいも
  • レンコン
  • 人参

など。

高たんぱく食品
  • 鶏のササミ
  • マグロの刺身
  • 豆腐

など。

整腸作用のある食べ物

腸は体内において最も免疫力に関わる臓器です。腸内環境を整えることで免疫機能が高くなります。

  • 昆布やもずくなどの海藻類のネバネバ(フコダイン)
  • とろろやレンコンなどのネバネバ(ムチン)
  • ヨーグルトや漬け物などの発酵食品に含まれる乳酸菌
  • ココア

など。

これらを摂るときも体が冷えないように温かい状態にして食べると良いでしょう。ヨーグルトも冷たいままだと腸が冷えてしまうのでレンジで軽く温めましょう。

インフルエンザを予防する方法のまとめ

感染経路や気を付ける時期をまずは知っておきましょう。

  1. 手洗い
  2. うがい
  3. マスク
  4. 湿度と温度
  5. 外出を控える
  6. 睡眠
  7. 栄養

これらのインフルエンザの予防は個人個人でしていくものです。

意外とやってるつもりで間違っていたりできてないこともありますので、家族みんなで確認しておきたいですね。

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