健康診断前日の飲酒

健康診断前日は飲酒はしない方が良いことはわかっているけど、断れない食事会や飲み会が入ってしまうことがあります。

お酒を断りにくい場もありますし、悩むところですよね。

今回は健康診断前日に飲酒するとどんな影響があるのか、何時間前ならアルコールを飲んでも大丈夫なのかを考えてみました。

◆他の禁止事項もまとめて知るならこちら
>>>健康診断前日~当日の朝と終了後も【運動・酒・タバコ・薬にも注意】

スポンサーリンク

健康診断前日の飲酒 影響は?

もちろんお酒は飲まない方がいいです。お酒を飲まずに済むならノンアルコールで過ごしましょう。全く飲まないのが難しい場合であっても、お酒の量を減らしたり、アルコール度数の低いものを選んだりしましょう。

それでもやはり健康診断の前日に飲酒してしまったら、結果には影響が出ることがあります。

気にするべきは血液検査と尿検査です。

健康診断の血液検査 飲酒の影響

採血ではアルコールの影響による肝機能の数値が心配ですね。アルコールはほとんど肝臓で分解されるからです。肝機能が弱いと、血液検査でγ-GTP、GOT、GPT、LDHなどの数値に異常が現れる可能性があります。

他には中性脂肪、尿酸値、血糖値が気になるところです。

血液検査の他の数値に関しては飲みつぶれるほどの飲酒量でなければ意外と影響はありません。

肝機能

お酒を飲んだ場合はこの中でもγ-GTP(ガンマ・ジーティーピー)の数値に表れます。

γ-GTPはアルコールの分解に反応する酵素でこの数値が高いというのはそれだけ肝臓の細胞が壊れているということです。他のGOT、GPT、LDHが正常値であればアルコールが原因と考えられるでしょう。

自分はお酒に強いと思っていても、日常的にお酒を飲んでいるなら肝臓に負担が掛かっていることもあります。

中性脂肪

そして中性脂肪にも表れるかもしれません。飲み過ぎや二日酔いで健康診断を受けると驚くほど中性脂肪があがります。アルコールを摂りすぎて肝臓内で十分に分解されないと、中性脂肪が肝臓にたまるからです。

尿酸値

さらに尿酸値も注意が必要です。アルコールが分解されるときに尿酸が作られるからです。尿酸のもととなるプリン体はビールに多く含まれています。

血糖値

血糖値も前日にアルコールを飲んでいると基準値を超えることがあります。

健康診断の尿検査 飲酒の影響

尿検査では蛋白が出るかもしれません。前日の飲酒だけでなく、激しい運動をした場合にも出ることがあります。ただし陽性であったとしても日ごろ腎臓に問題がなければ強い数値にはならないでしょう。でも再検査になる可能性はありますね。

健康診断でアルコールは何時間前なら大丈夫?

健康診断の前日だけど何時間前までならお酒を飲んでも大丈夫なのか気になるところです。でもこれは飲酒量によりますし、飲む人の体重や体質にもよります。

アルコールの分解時間を計算する

平均的に「体重1㎏あたり1時間で約0.1gのアルコールを分解できる」といわれています。

日本人女性の平均体重52㎏だと

  • 1時間: 5.2g
  • 3時間:15.6g
  • 6時間:31.2g

31.2gのアルコールの分解には6時間かかるということです。

体重が重ければもっと早く、軽ければもっと遅い時間がかかります。

  • 体重が60㎏→6時間で36.0g
  • 体重が40㎏→6時間で24.0g

このようになります。

スポンサーリンク

アルコールの重さを計算する

アルコールの重さは

お酒の体積(ml)×アルコール度数(%)

でわかります。

例)

  • ビール350ml(5%)
    → 350×5%=17.5g
  • ストロングチューハイ350ml(9%)
    → 350×9%=31.5g

強いお酒を飲むとそれだけ分解時間が必要になるっていうことですね。

食事会などではジョッキやグラスの量はわかりにくいかもしれません。生ビール中ジョッキで350ml缶1本分前後(泡を入れるとちょうどよくなる)。カクテル(カシオレなど)のロングのグラスだと氷を抜いて200ml前後を目安にしておくと良いでしょう。

飲酒量が多いとアルコール分解が間に合わず健康診断の時間まで残ってしまうことがありますので、飲んだとしても量を控えめにしましょう。

健康診断前日の飲酒は何時まで?

健康診断前日の飲酒は何時までなのかというと人によって違うということがわかりました。

ですが現実的には21時までが良いでしょう。

お酒を飲むときに食事をしたり、つまみなどを食べますよね。食事は検査の12時間前までとされているからです。午前9~10時から健康診断が始まることが多いので、前日21時以降は絶食という指導があるかと思います。

特に胃の検査があるときは空っぽ(空腹)でないとできないので、お酒も21時までに切り上げるのが理想ですね。

もちろん本来は飲まない方がいいんですけどね。

アルコールの分解を早める方法

もしお酒を飲んだなら少しでも肝臓の負担を軽くしましょう。肝臓の負担を軽くするためには、アルコールの分解を助ける飲み物などを摂るのがおすすめです。

ヘパリーゼやハイチオールCが有名ですよね。アルコールやアセトアルデヒドの分解に役立つ酵素を活性化する、アラニンやオルニチン、Lシステインなどが入っているからです。

でもコンビニだとヘパリーゼは1本300円位するんで「ちょっと高いな~」って思いますけど、ここぞという時は買っちゃいますね(笑)

健康診断だけではなく、飲み会などがあるときは前もってサプリメントをバッグに入れておくと、ドリンクを慌てて買いに行かずに済むので便利ですよ。

ジュースなどはお酒を飲んだ後でも簡単に摂り入れられます。銀座のクラブのお姉さんの知恵ですが、スプライトがおすすめです。実はスプライトは、中国の中山大学の研究で57種類のドリンクの中でも特に、二日酔いの症状を緩和するというデータもあるんです。

アルコールを分解するときにアセトアルデヒドができます。これが二日酔いの原因になったり、肝臓に損傷を与えます。このアセトアルデヒドは体内で酢酸に分解されます。サイダーよりもコーラよりも、スプライトがアセトアルデヒドの分解を促進するんですね。

でもスプライトはどこにでも売ってるわけじゃないですよね。コカ・コーラの自販機なら比較的置いてるかも。

他には水分をすぐに補給できるスポーツドリンク、そしてトマトジュースもアルコールを早く抜くのに効果的です。

そして最も手軽にできる方法はお水を飲むことです。アルコールの分解には水分が不可欠です。お酒の利尿作用は脱水症状を起こすので体に負担を与えますし、お水を飲むことで代謝が上がるので血中のアセトアルデヒドの濃度を低くするのに期待できます。

お酒を飲み始める前、飲んでいる最中、飲み終わった後、飲めるタイミングがあれば、できるだけ水分を摂りましょう。

健康診断前日の飲酒のまとめ

ここで紹介した計算方法はあくまでも基準ですので体調や体質などによっても変わります。

ですので飲むことになったとしても、できるだけアルコールの薄いものを、そして量を少なくして体の余裕を持つようにしましょう。

スポンサーリンク

◆他の禁止事項もまとめて知るならこちら
>>>健康診断前日~当日の朝と終了後も【運動・酒・タバコ・薬にも注意】