熱中症は癖になるのか

熱中症は一度なってしまうとクセになるという話があります。

そもそも熱中症になりやすい人は何度もなるでしょうし、一度なったのに対策しないままであれば再発しやすいですよね。

今回はこのように、熱中症にまたなってしまう理由やなりやすい人とはどのような人なのか、再発防止の対策はどうすればいいのかについてまとめました。

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熱中症は癖になるのか

何度も再発するなんて想像しただけでシンドイですよね^^;

ですが「熱中症になったから」といって必ず癖になるわけではありません。

熱中症に再びなってしまう理由はいくつか考えられます。

熱中症が回復してない

まずひとつは熱中症が回復しきってないことがあげられます。

熱中症というのは治りにくいものなんです。症状がおさまって「普通に動けるようになった」と感じても、実は回復しきっていないことがほとんどなんです。

体内の電解質のバランスがまだ安定していないので、少し水分量が足りなくなるだけで再び熱中症の症状がでます。

治ったと勘違いして放置していると後遺症として残ってしまうこともありますし、毎年夏になると繰り返す頭痛や倦怠感に悩まされている人もいますので、しっかり回復させたいですね。

熱中症になった原因の対策をしてない

もうひとつは熱中症になった時の原因がそのままになっていることです。これは熱中症になってしまった人が、その時と同じような状況・環境のまま対策をしていないからです。

例えばあまり水分を摂らずに運動後に熱中症の症状になってしまったら、次からは運動前・運動中・運動後に必ず水分をとるようにしますよね?このように原因の改善が必要です。

水分の補給はもちろんですが、室温、湿度、服装、外での日よけ、体を冷やす方法など、改善できるところは全て見直してみましょう。

熱中症になりやすい体質

さらに、熱中症になりやすい体質であることが考えられます。

同じような環境でも周りの人は熱中症になっていないのに、自分だけなってしまうというのはそもそも熱中症になりやすい体質なのかもしれません。

特にあげられるのは体温調節が苦手な人ですね。

  • 汗をあまりかかない
  • 肥満気味
  • 内臓系の疾患がある

などです。

熱中症になりやすい体質であれば、何度もなってしまうということは考えられます。

周りの人よりも予防のための対策をしっかりと行う必要があります。一度熱中症になった経験があるなら「そこまでする?」っていうくらい、予防をしてもいいと思いますよ。

さらに熱中症が重篤化しやすい遺伝子を持っている人は日本で13.9~19.8%いることがわかっています。重症な熱中症は脳に後遺症を残すこともありますので、しっかり防止していきましょう。

熱中症の間違った対策

また、熱中症への予防対策が間違っていることもあります。

例えばですが、これらにひとつでも当てはまるようなら危険信号です。

  • 汗をかくような環境なのにコマメに水分補給をしていない
  • 汗をかくから水は飲んでいるがミネラルを摂取していない
  • 塩分に気を付けているがウーロン茶などカフェインの入ったもので水分補給している

熱中症になったのにもかかわらず、知識が足りてないままだと同じことの繰り返しになります。つまり予防することはできません。

日常の水分補給は水・麦茶などで良いですが、運動やお風呂など汗をかくときにはスポーツドリンクが吸収されやすいです。

また再発しないためには体質や環境を少しでも改善・注意していくことが大切です。

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熱中症になりやすい人

  • 汗をあまりかかない
  • 肥満気味
  • 高血圧、糖尿病、心臓病、肝臓疾患、腎臓疾患など内臓系の疾患がある

このような体質以外にも熱中症になりやすい人はいます。

それではどんな人が熱中症になりやすいのか確認しておきましょう。

  • 暑さに弱い
  • 夏バテしやすい
  • 暑い日に激しいスポーツをする
  • 暑い場所で長時間過ごす
  • 肥満の傾向がある
  • 喉が乾くまで飲み物を飲まない
  • 体調が悪いのに無理をする
  • 帽子や日傘などの日よけ対策をしてない
  • 二日酔いの状態で出かける

これらは老若男女問わず、皆に言えることですね。特に体調が悪い時は無理をしないように意識してくださいね。

そして乳幼児、高齢者は体温調節がしにくく、妊娠中の人は脱水症状になりやすいので注意が必要です。さらに言うと、女性より男性は筋肉量が多いため体温があがりやすいので熱中症になりやすいと言われています。

当てはまる人は再発防止のために対策をしていきましょう。

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熱中症の再発防止対策

熱中症って頭痛くてキツイし体が重いし、再発なんてゴメンですよね。

熱中症は病院と相談

軽度の熱中症であっても1週間は無理をしてはいけません。無理をすると治らないまま同じような症状が何度も出ることがあり、重くなることもあります。重症化すると例えば3ヶ月入院することもあるので、甘く見ないことです。

熱中症は個人によって症状が違いますが、慎重になった方がいいです。

仕事や運動などを始めていいかどうかは、できれば医師に相談しましょう。

ですが実際は仕事を休めないことの方が多いですよね。そのことも医師に伝えるようにしましょう。きちんと回復させることが大切です。あなたの今の状態で、どのように生活するのがいいかアドバイスをもらいましょう。

熱中症の予防をする

当たり前ですが、熱中症の予防をしましょう。暑さ対策と水分補給をきちんとすることです。

帽子や日傘での日よけ対策をしてない人が結構いますが、使うとかなり感じる暑さが違いますよ。できない場合はできるだけ地下街や日陰を歩くことですね。

水分補給は、運動せずに室内でほとんど過ごすという人であれば「1日2リットル(食事での水分も含む)」が目安です。

水分はこまめに摂るのが大切と言われますよね。なぜこまめに飲むのかというと、一度で多くの水分を摂っても200~250mlほどしか吸収できないからです。体内の水分量が急に変わると負担もかかります。

一般的にはコップ1杯(200ml)を一日に7~8回飲むようにするのが良いと言われています。「1~2時間にコップ1杯分」と思っておくといいでしょう。

汗をかくときはスポーツドリンクなどが良いですが、涼しい室内で過ごす場合はお水や麦茶などで水分補給しましょう。

熱中症になりやすい体質を改善する

汗をかけないと体温調節がむずかしいので熱中症になりやすいです。汗をかきやすくする体質にしていきましょう。

適度な運動をし、シャワーだけではなく湯船にもつかることで新陳代謝がアップし汗をかきやすくなります。岩盤浴などもいいですが息苦しくなることもあるので、無理をせず徐々に慣らしていくようにするといいですね。

あとはカリウムの含まれる食べ物を摂ることです。塩分を摂っていてもカリウムが不足していると汗の出が悪くなるからです。大豆や豆腐、里芋などの芋類、昆布やわかめなどの海藻を食べるといいでしょう。

そして太り気味の人は脂肪で熱がこもりやすいので痩せるようにしましょう。

熱中症は癖になるのか?についてのまとめ

熱中症は癖になるという話があります。

これは一度でも熱中症になった人は何かしらの理由を持っているからなので、それを治さなければ同じことを繰り返しやすいということです。

体質だったり、体調だったり、熱中症対策が間違っていたり、などさまざまです。

自分がなぜ熱中症になったのかを考え、その対策をしていくことで再発を防いでいきましょう。

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