熱中症 回復までの期間はどのくらい?会社を休む?早く治す方法は?

2018年7月20日ヘルスケア熱中症

熱中症になってしまうと、いつまで症状が続くのか不安になりますよね。

熱中症が治るまでにどれくらいの期間がかかるのでしょうか。

今回は熱中症になってから回復までの期間と会社を休むべきかどうか、そしてできるだけ早く治す方法について紹介します。

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熱中症 回復までの期間はどのくらい?

軽度の熱中症の場合、安静にしていれば1日で症状がおさまることもあります。

  • 頭痛や吐き気、嘔吐、下痢などの中度の症状
  • 意識障害、けいれん、高体温、過呼吸などの重度の症状

このような中度・重度の場合はもちろん個人差がありますが、多くは症状がおさまるまで2~3日程度はかかります。

ですが熱中症の症状がおさまっても体は完全に回復したとは言えません。

めまいや頭痛、発熱などの症状がなくなると自覚症状もなくなりますが、実は元の体の状態と同じには治ってないんです。

症状がおさまったとしても、疲れやすかったり食欲がない場合はまだ完治していません。すぐには戻らないんです。体温調節など自律神経の機能が正常に働いてないからです。

熱中症が完治するまでの期間として、軽度でも最低でも2~3日、中度であれば1週間はかかるといわれています。重症化すると3ヶ月入院が必要になることもあります。

軽度であれば治りも早く、重ければ重いほど回復はしにくいんです。

完治するまではできるだけ無理をせず安静に過ごすことです。回復途中で無理をして暑い場所に行くとさらに重い熱中症になる可能性も。

熱中症は一度なってしまうと、再び発症することも多いと言われています。

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熱中症による頭痛の期間

熱中症の頭痛は何日も続くことがあります。1週間おさまらないことも。

原因は脱水症状によって脳に栄養が行き渡らなくなること、そして自律神経の乱れです。

脱水症状と自律神経を整えることで徐々に体を回復させていきましょう。

熱中症の頭痛は鎮静剤はリスクがありますし、効いたとしても一時的です。そもそも効かないのもあるのでかなりツライです。

自分ではすぐに治すことはできませんし、ズキズキする頭痛は中度の熱中症なので病院に行くべきです。

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熱中症による発熱の期間

熱中症が原因の発熱は2~3日でおさまると考えられています。ただし水分を補給し、体内の電解質のバランスがある程度改善されてからです。小まめに水分補給と塩分の摂取をしましょう。

風邪をひいたときのようになんとなく過ごしていると症状が悪化する恐れがあります。

熱中症は高い熱が出ることがあります。風邪とは違い体温調節ができない状態なので命に関わります。高熱になったら様子見などはせず、すぐに病院に行きましょう。

熱中症による吐き気や嘔吐の期間

体内の塩分が薄くなっていると水分を体から出して塩分濃度を戻そうとします。熱中症からくる吐き気や嘔吐は体内バランスが乱れていることが原因です。

この場合も水分を補給をし、塩分とミネラルのバランスが取れるようになれば症状は1日でおさまることもあります。

水分を摂ろうとすると嘔吐してしまうので、経口補水液を10分おきに一口ずつスプーンなどで舐めるように飲むといいです。

ただし全く水分を補給することができない、もうろうとする、汗をかかなくなる、顔色が青くなるなどの場合はすぐに病院に行きましょう。

嘔吐をすると体に負担がかかりますので症状がおさまってからも3~4日は注意が必要です。

熱中症による下痢の期間

体の塩分とミネラルが薄くなっていると水分を体外に出して体液のバランスを摂ろうとします。そのため下痢という形で水分をだそうとするんです。嘔吐と同じ理屈ですね。

だからといって水分を一気に摂ると体液が薄まるので逆効果です。

水分とミネラルのバランスのとれている経口補水液をチビチビと飲んでジワジワと吸収させていきましょう。

食事がとれるようであればカリウムが含まれる消化の良いものを摂っていきましょう。

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2~3日ほどかけて体の水分が正常に近くなることで、下痢もおさまっていきます。下痢がおさまってからも3~4日は塩分と水分に注意しましょう。

ですが2~3日経っても下痢が治らない場合は

  • 水分補給が自分ではできない状態
  • 別の病気である

これらが考えられるのですぐに病院に行きましょう。

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熱中症で会社を休む?

熱中症で会社を休むかどうか悩むところですよね。

どうするかは医師に相談しましょう。熱中症と普通の体調不良は違うものだからです。

医師にあなたの職場環境もキチンと伝えてください。デスクワークなのか、外回りなのか、現場仕事なのかによっても違います。室内であっても労働環境が悪く暑い職場の場合もありますしね。業務内容によっては熱中症が再び悪化して、命に関わることも考えらるからです。

とはいえ自分の判断で休むことは難しいと思います。熱中症への理解が低い会社は休むことを良しとしませんし、診断書が必要な会社であればなおさらです。

「仕事にならない」と思うほどの体調であれば必ず病院での治療を受けましょう。病院で点滴などの治療を受けると比較的早く回復できます。

そして休まなければいけない日数を確認してくださいね。

なかなか休めない会社の場合は医師に「できるだけ早く治したいから点滴をしてほしい」と伝えましょう。

熱中症は命に関わります。自分の身を守るためにはまず病院に行くことですよ。

ちなみに熱中症の原因が会社の業務に関係する場合は労災の認定がされます。通勤途中でも労災になる可能性がありますよ。

熱中症を早く治す方法

早く治すためには脱水症状と自律神経の乱れを治すことです。

これらに気を付けて安静にしましょう。

脱水症状の回復のために

  • 水分と塩分・ミネラルの補給をこまめにする
  • 利尿作用のあるアルコールとカフェインを避ける
  • 激しい運動をしない
  • 激しく汗をかかない

自律神経を安定させるために

  • 暑いと感じない場所で過ごす
  • 気温の変化をできるだけ少なくする
  • 睡眠を充分にとる
  • 食べ過ぎない
  • 無理をしない
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熱中症はどのくらいで治るかのまとめ

熱中症の症状は軽度であれば1日でおさまることあります。ただし自覚症状がなくなっただけで完治はしていません。最低でも2~3日は注意が必要です。

頭痛や嘔吐・下痢などは症状が2~3日でおさまることが多いようですが、さらに3~4日は様子見をしましょう。

ツライと感じる症状がある場合は病院で受診しましょう。

症状が重くなればなるほど治る時間もかかります。重症化すると3ヶ月入院が必要なこともあるので甘く見ないようにしましょう。

体に不調を感じたらできるだけ早めに対策をし、病院に行くことで完治までの期間は比較的短くなりますよ。

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