日傘の選び方のポイント!UV加工の寿命は?紫外線を防ぐ差し方も

2017年4月24日ビューティ日傘,紫外線対策

日傘の選び方のポイント

降り注ぐ紫外線のダメージを年々感じるようになりました。

肌が老化する主な原因は紫外線ですし、蓄積しますからね。コワイです、ホントに。

今回は少しでも紫外線を防ぐための日傘を選ぶポイントを紹介します。

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日傘の選び方のポイント

紫外線を防ぐための日傘の選び方のポイントは、色・素材・紫外線カット率です。

それぞれ理由を探っていきましょう。

紫外線対策の日傘の色

まず考えるのは「日傘は何色がいいか」ですよね。

紫外線対策としての日傘は黒と白どっちがいいかというと、通さないのは白よりは黒ですね。ただしUV加工してある場合はあまり差はないようです。

それに白は紫外線を通しますが、反射もします。白い傘だと地面からの照り返しによって紫外線の反射を顔の周りに浴びてしまいます。それを考えると黒の傘の方が良いと思います。

ただし黒は熱を吸収します。暑さを考えるなら白っぽい色の方が良いということになります。

というわけで外側の色と内側の色の違う傘が機能的ですね。実際に外側は白やシルバーコーティングなどで、内側は黒という日傘も増えています。

外側は紫外線も熱も反射する白っぽい色を。内側は照り返しを少なくするために黒っぽい色を。

おしゃれとしてどうなのかという問題は置いておいて、紫外線を防ぐためには表と裏の色が違う日傘が良いといえます。

日傘の素材でおすすめ

おすすめの生地の素材はポリエステルです。

綿や麻などの天然素材は劣化が早いので紫外線防止の効果も短いからです。ワンシーズンの消耗品と割り切って使うならいいかもしれませんけどね。

どちらにしても厚い生地の方が紫外線対策に向いています。

レースがついているものは隙間から紫外線を通してしまうことを覚えておきましょう。

日傘の紫外線カット率

紫外線カット率と遮光率は違うものです。

紫外線カット率、またはUVカット率ができるだけ高い日傘が日焼けしにくいんです。シミやシワを予防するためには紫外線カット率(UVカット率)で選びましょう。

遮光率というのは目に見える光やを防ぐものです。日陰を作るものなので遮光率が高い方が涼しく、熱中症予防になります。

夏に使うのであれば両方の数値が高いものを選びたいですね。

日傘は晴雨兼用でもいい?

晴雨兼用と雨晴兼用は機能が違います。

晴雨兼用
日傘に防水加工をしているもの
雨晴兼用
雨傘に防水加工をしているもの

つまり晴雨兼用だと日傘としての機能がメインなので、長時間の風雨やゲリラ豪雨などには耐えられません。

日傘は晴雨兼用でも問題ありませんが、雨でコーティング剤が弱くなることがあるので、UVカット効果も減ってしまいます。

紫外線対策を徹底するのであれば、機能を知って使うことが大切だと思います。

ちなみに雨晴兼用の日傘は雨傘と何も変わらないものもあります。雨傘のフッ素コーティングには紫外線カットの効果があるからです。フッ素コーティングでのUVカット率は80~90%ですので比較的値段の安い日傘に多いのかもしれませんね。

日傘のUV加工の寿命はどれくらい?

値段が高い方が寿命は長いのかと思われがちです。確かにそういう傾向はありますが、必ずしもそうとは限りません。

日傘の生地にUV加工をほどこしたのか、あらかじめ繊維に練りこんだUVカット素材なのかによって寿命が違うんです。

UVカット加工

生地にUVカット加工をした日傘の寿命は2~3年と言われています。あまり使用してなくても長くて3年が限度と言われています。

特に綿・麻・絹などの天然素材の生地にUVカット加工をしているものは毎年買い買えるのが良いようです。繊維自体が劣化してゆるくなっていくので、そのスキマから紫外線が入ってきます。日焼けによって色もあせやすいし、雨天で使用するとボロボロになります。

UVカット素材

日傘でのUVカット素材といえばポリエステルです。ポリエステルには加工をしなくても紫外線(UV-B)を約90%カットする作用があります。

このポリエステルの繊維にカーボン、セラミック、チタンなどを練りこんでUVカット効果を高めたものがUVカット素材と言われています。

このUVカット素材は摩擦などがあっても効果が長く続きます。ただし傷がついたり、生地が薄くなった、繊維がゆるくなってきたらスキマから紫外線が入ってしまうので買い替えが必要です。

紫外線を防ぐ日傘の差し方

まずは日傘は太陽の方に向けることで紫外線防止効果がありますよ。太陽から紫外線が降り注いでますからね。

そしてできるだけ体に近づけるように意識して日傘を差しましょう。日傘の柄を短く持って顔の近くで差すことが紫外線防止になります。日傘は肌に近いほどUVカットできるからです。

UVカット機能の日傘で、傘の生地面と頭との距離が30㎝の場合、顔への紫外線は約90%カットできます。ですが60センチ離れると70%までしかカットできません。

できるだけ体を影にしっかり入れることで、顔だけでなく首や腕の紫外線対策になります。直射日光を浴びる面積を小さくなるようにしましょう。

日傘の選び方のまとめ

紫外線対策のための日傘の選び方のポイントを確認しましょう。

  • 外側が白(またはシルバー)、内側が黒
  • UVカット率と遮光率の両方が高いもの
  • ポリエステルで生地が厚め

日傘は上から降り注ぐ紫外線を防ぐためのものです。

照り返しによる地面や壁からの紫外線対策には日焼け止めやサングラスなどを合わせて使うのが効果的です。

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