美味しい紅茶の入れ方 ポット編!ミルクティーとフルーツティーの作り方も
紅茶の茶葉って意外ともらったりすること多くないですか?
いつもはティーバッグ派のあなたも、紅茶の茶葉を使った美味しい入れ方を自宅で簡単にやってみましょう。
美味しい紅茶の入れ方 ポット編
ポットで紅茶を入れる手順を説明します。
まず大まかな流れを確認しておきましょう。
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お湯を沸かす
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紅茶ポットを温める
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お茶っぱの量をはかってポットに入れる
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ポットにお湯を注ぐ
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葉っぱを蒸らす
お湯を沸かす
お水を沸かしてお湯にします。使うお水は組み立ての水道水が一番良いかと思います。汲み置きの水やミネラルウォーターは空気の量が少ないのでお茶っぱが上手く踊ってくれません。同じような理由で沸かし直しのお湯や保温をしておいたお湯は空気が抜けているので向きません。
水道水のカルキ臭さは沸騰させると消えるので十分おいしい紅茶が入れられます。
どうしてもミネラルウォーターを使いたい場合はペットボトルをよくふると空気が入るみたいですね。ミネラルウォーターで紅茶を入れたい時はなるべく硬度の低い軟水を選ぶと良いそうです。ちなみに日本のミネラルウォーターはほぼ軟水で、ヨーロッパなど海外のミネラルウォーターは硬水です。
電気湯沸かし器や電気ケトルを使っても良いですが、何度も沸かし直すと空気が抜けてしまうので、沸かしたお湯は一度で使い切るのが良いですね。
紅茶ポットを温める
お湯が沸きかけになったら紅茶ポットにお湯を注いであたためます。やかんはすぐに戻すのでコンロの火をつけといたままで大丈夫です。
ポットを温めておくのは熱い紅茶を飲むためというよりも紅茶の葉っぱにお湯を注いだ時によく踊ってくれるようになるからという理由が大きいです。猫舌だから、熱いのは苦手、という人がいるときも温めておいた方が良いでしょう。
お茶っぱを量ってポットに入れる
お湯が沸騰してきたかなと思ったらやかんの蓋を開けてみてください。5円玉くらいの大きさの泡がぽこぽこしてきたなら、温め用のポットのお湯を捨てましょう。熱いのでヤケドに気をつけること。
ポットマットや布製の鍋敷きを敷いた上にポットを置いて、その中にお茶を入れます。下に敷くものがない場合はふきんやタオルとも大丈夫ですが、何か敷いたほうが保温できます。
最初はお茶の缶に書いてある分量通りに入れるのがおすすめです。好みで少なくしてもいいし多くしても大丈夫です。缶に分量が書いてない場合は350ccのポットにティースプーン中盛2杯ぐらいが目安です。350cc のポットで約カップ2杯半の紅茶になります。
よくわからない場合はカップ1杯につき紅茶の葉っぱをティースプーン中盛ひとさじと覚えておくと無難です。中盛より気持ち少なめがおすすめですけどね。
ポットにお湯を注ぐ
できるだけ温度の高いままお湯を入れたいので、火は止めないでヤカンをそのまま持ち上げてポットにお湯を注ぎます。
高い位置から注ぐようにいれるとお湯の中に空気がいっぱい入るので、ポットの中で葉っぱがたくさん踊ってくれます。でも火傷の可能性があるので無理をしない高さで入れるようにしてください。
ポットにお湯を入れたらすぐに蓋をしてティーコジーなどをかぶせて、むらし時間が終わるまで保温します。
ティーコジーとはポットにかぶせるカバーのことでデザインもいろいろあります。ない場合はタオルで包むだけでも十分ですし、8月などの暑い時期でしたら特に必要はないかもしれません。
紅茶の葉っぱを蒸らす
お湯を注いでから待っている間は紅茶の葉っぱはポットの中でゆっくり上に浮いたり底に沈んだりを繰り返しています。専門用語ではジャンピングというそうです。実際に目で見たい場合はガラス製のティーポットなどを使うと良いでしょう。
蒸らす時間は缶に書いてある通りです。缶に書いてない場合は4~5分くらいを目安にすると良いでしょう。
しっかり蒸らさないと紅茶の渋いところが出てしまいます。渋かったり濃いのが嫌だからと早めについでしまうと逆に渋い紅茶になってしまいます。
軽くてまろやかな味が好きな人は葉っぱは少なめにして長い時間蒸らすと良いでしょう。
慣れると自分の好みの濃さややり方がわかってくるので、色々試してくださいね。
紅茶ポットの選び方
紅茶ポットの素材は銀やボーンチャイナが保温性に優れています。一般的には陶磁器がおすすめです。形は丸いものがいいですね。丸いとポットの中で対流がうまくいくので美味しい紅茶になります。
色は特に決まりはなく好みのものを選んでもらって良いです。
重要なのはフタに空気穴が開いているかどうかです。空気穴がないポットのが時々ありますが、この穴がないと蒸らしてる途中に注ぎ口から紅茶が溢れ出すことがあります。可愛いけど安いポットのフタには空気穴がないことが多いです。
美味しいミルクティーの作り方
ミルクティーを作るときは上記のようにお湯とお茶っ葉を用意しますが、お湯の量は6割で用意して残りの4割を牛乳というイメージですね。
お湯でお茶を1分ほど蒸らしてから手鍋で沸かした牛乳を一緒にポットに加えます。牛乳の温度は50度から60度ぐらいが良いですね。鍋のふちがふつふつと泡立つぐらいが目安です。紅茶の蒸らし時間が終われば出来上がりです。
普通に入れた紅茶のカップに牛乳を入れるよりもコクのあるミルクティーになりますよ。
ミルクティー 茶葉も鍋に入れる作り方
全部を鍋で作る場合は水と牛乳を半分ずつにするとよいでしょう。
お鍋で作る場合はまず鍋に水を入れて強火にかけます。すぐに葉っぱを入れて1~2分待ちます。葉っぱが開いてふわっと浮いたら常温の牛乳を加えます。沸騰寸前で火を止めて、温めておいたカップに茶こしを使って注いで出来上がりです。
もちろんカップではなくポットに入れてもいいですね。
ミルクティの茶葉のおすすめ
ミルクティーの葉はアッサム、アールグレイ、ウバなどが人気ですね。
牛乳を別で沸かす方法と鍋で全部作る方法を紹介しましたが、別で沸かす方法なら葉っぱは大きい方が向いています。大きい葉っぱで作るならちゃんとポットを使って蒸らすほうがおすすめです。鍋で全部一緒に作るなら細かい葉っぱが向いています。
葉っぱの大きさはどれくらいが細かいのかというと、ティーバッグに入っているお茶っ葉の大きさは細かいです。
たまに牛乳だけで紅茶を煮出そうとする人がいますがこれはやめたほうがいいです。牛乳は脂肪分なので牛乳だけだと紅茶の成分がなかなか出てくれないんです。少量でもいいのでお湯を使いましょう。濃い目に紅茶を作ってミルクを多めにする方法が良いですよ。
フルーツティーの作り方
生のフルーツを使ったフルーツティーの作り方です。
まず好きなフルーツのかけらを用意します。イチゴやりんごやパイン、バナナもおいしいです。例えばイチゴを使うのであれば350cm のポットに大粒なら半分、こつぶなら一個のイチゴを用意します。
ポットの中に茶葉と一緒に潰したイチゴを入れます。熱湯を注いで普通通りに濡らしたら出来上がりです。
簡単に出来る紅茶ですがフルーツを入れすぎると渋みが出てしまうので入れすぎない方が良いかと思います。ほのかに香るぐらいがちょうどいいです。もちろんお好みでフルーツの分量を変えても良いです。
注意点としては熟して柔らかくなったフルーツを使うと紅茶の色が悪くなってしまうことです。比較的新鮮なものを使うのがおすすめです。
フルーツティーの紅茶はクセのない軽めの物や香りがきつくないものを選ぶと失敗しないですよ。
美味しい紅茶の入れ方 ポット編!のまとめ
自宅で簡単にできる美味しい紅茶の入れ方を紹介しました。
といっても紅茶の入れ方、作り方は国によっても違いますし、あなたが美味しいと感じるならそれが一番良い方法だと思います。
決まりごとに左右されず、あなたの紅茶を楽しんでくださいね。
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