郵便局の簡易書留の出し方!料金はいくら?配達日数はどのくらい?

2017年1月31日暮らし簡易書留,郵便局

簡易書留とは郵便局の窓口のみでしか出せませんが、記録を残したい場合に使うサービスのひとつです。

でも簡易書留って一般的に頻繁に出すものではないから、出し方なんて覚えてなかったり…。

どれくらいの金額なのか、どのくらいで届くのかも気になるところです。

そこで今回は郵便局の簡易書留の出し方や料金、配達日数について紹介します。

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郵便局 簡易書留の出し方

簡易書留(かんいかきとめ)とは、手渡し配達で「確実にに相手に届いた」ということが分かる送り方の中では一番料金が安く抑えられるものです。中身がどのようなものかを保証するものではありません。

簡易書留とはこのようなものです。

  • 5万円までの実損額を賠償してくれる
  • 引き受けと配達のみですが記録が残る
  • 相手に直接手渡し
  • 追跡確認

土日・祝日も配達されますし、私書箱宛や局留めもできます。

ただし簡易書留は郵便局の窓口まで行かないと出すことができません。

郵便物は通常の手紙のように準備すればOKです。封筒に入れて宛先と差出人を書きましょう。小包でも問題ありませんよ。正確な料金は窓口に行ってからわかるので、切手は貼らないほうがおすすめです。

郵便物を窓口に持っていって「簡易書留でお願いします」と伝えると必要な用紙を渡され記入することになります。この用紙はカーボンの複写になっていて、荷物の番号を付けてもらいます。郵便局と自分とで保存します。

記入して料金を払ったら、窓口の人が郵便物にすぐに消印を押してくれます。任せておけば問題ありません。あなたは複写の用紙を忘れないように受け取りましょう。もらった受領書をなくさないように保管すればOKです。

この受領証があることによって、配達の確認だったり簡易書留である証明ができるんです。つまり郵便物を窓口に持っていかないと書留にはならないということですね。

簡易書留をポストから出した場合どうなる?

郵便局の窓口に行くことを知らずに、簡易書留をポスト投函してしまった場合は普通郵便として届くことになります。郵便物に「簡易書留」と赤字で書くだけではだめなんです。追跡や本人手渡しなどのメリットが無意味になります。

書留として出したい場合はあくまでも窓口から出す必要がありますよ。書留だけでなく、特別な出し方をする郵便物は、窓口でないと出せないものがほとんどです。速達のみならポストから出せますけどね。

急いで簡易書留を出したいのに近くの郵便局の営業時間が終わっているときは、大型郵便局まで行くしかありません。平日の夜や土日に営業しているゆうゆう窓口なら速達や書留で差し出すことができるからです。

郵便局・ATMをさがす

「利用条件からさがす」というところから、あなたが利用する時間帯と「ゆうゆう窓口」にチェックを入れると検索することができます。

もちろん都心には多く、田舎には少ないです。

郵便局の簡易書留の出し方

わたしは都心から離れた場所に住んでいるので、画像の通り最寄りの郵便局のゆうゆう窓口も早くに閉まってしまいます。都心なら24時間やってたりするんですけどね。

あらかじめ最寄りの郵便局のゆうゆう窓口の営業時間を知っておくと、それに合わせて予定も立てれて便利です。

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簡易書留の料金っていくら?

送りたい郵便物の通常の配達料金に、簡易書留の料金を追加する形になります。

簡易書留をつけることによって追加される料金は310円です。

簡易書留の料金は一律ですが、送る郵便物の大きさや重さによってあなたが払う料金が変わってきます。

送るものが定形郵便物か定形外郵便物か、重さなどや速達などを付けるのかによっても支払う料金は変わってきます。

オプションをつけたりするのであれば、こちらから計算するのがわかりやすいです。ただし重さがわからないと計算できません。そして家で量った重さというのは、郵便局で量った重さと微妙に違うことがあることを覚えておいてくださいね。

国内の料金計算

簡易書留のサイズと重さによって料金が変わる

さて、あなたが送る郵便物は定形郵便でしょうか、定形外郵便でしょうか。さらに重さによって金額が決まります。

  • 定形郵便物とは:
    長さ14~23.5cm 幅9~12cmの長方形、厚さ1cmまで、重さ50gまでのもの
  • 定形外郵便物とは:
    重さが50g以上または定形郵便物に当てはまらないもの

書籍やCD・DVDであればゆうメールとして安く送れることもあります。

これをふまえて、以下の基本の料金に310円を追加したものが簡易書留を送る際の料金になります。

定形郵便物

  • 25g以内 82円
  • 50g以内 92円

定形外郵便物

2017年6月1日より変更がありました。

定形郵便物よりも大きいものは定形外郵便物となり、さらに規格内・規格外に分けられます。

  • A4サイズの用紙を折らずに入る大きさ(角形2号)
  • 厚さ 3cm
  • 重量 1㎏

これらを超える物は規格外となります。

規格内 規格外
50g以内 120円 200円
100g以内 140円 220円
150g以内 205円 290円
250g以内 250円 340円
500g以内 380円 500円
1kg以内 570円 700円
2kg以内 1,020円
4kg以内 1,330円

ゆうメール

冊子とした印刷物または電磁的記録媒体であれば、ゆうメールが適用されます。

ゆうメールも定形外と同様に規格内・規格外に分けられます。

  • A4サイズの用紙を折らずに入る大きさ(角形2号)
  • 厚さ 3cm
  • 重量 1㎏

これらを超える物は規格外となります。

規格内 規格外
150g以内 180円 265円
250g以内 215円 305円
500g以内 300円 400円
1kg以内 350円 450円
2kg以内 560円
3kg以内 710円
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簡易書留の料金 速達の場合

簡易書留を速達で贈る場合は速達料金を加算します。

郵便料金+簡易書留料金+速達料金=支払料金

速達の料金は郵便物の重さによって変わります。一律ではありません。

郵便物(手紙・はがき)

  • 250gまで +280円
  • 1kgまで +380円
  • 4kgまで +650円

ゆうメール

  • 2kgまで +320円
  • 3kgまで +470円

簡易書留の料金に切手は使える?

簡易書留に限らず郵便物の料金は切手で支払うことができます。現金と併用して払うこともできますよ。

重さを量って料金が決定したら、お財布を出して現金で払う人が多いですが、お金ではなく未使用の切手を渡しても問題ありませんよ。なので郵便物に切手を貼っておかなくても大丈夫です。

わたしの場合は

  • 余った年賀状を交換した切手
  • お年玉切手シート

などで支払っています。ちなみにゆうパックにも使えますよ。

CHECK!余った年賀はがきは切手に交換

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簡易書留の配達日数

普通郵便につけた簡易書留の日数は、通常の普通郵便と同じ日数で配達されます。

全国の一部地域をのぞいて2~3日で届くのが一般的です。

天気などによって遅くなることはありますが、到着の目安を調べることはできます。

お届け日数を調べる

簡易書留の速達の配達日数

簡易書留の速達の配達日数は、通常の速達の日数と同じです。夕方までに出せば全国ほとんどの場所で翌日には到着します。

土日や祝日も届けてもらえる簡易書留ですが、宛先が学校や会社の場合は休業日ということがあります。その場合は受取が休日明けになってしまったり、郵便局で数日保管されてから届く可能性もあります。

郵便局 簡易書留の出し方のまとめ

簡易書留は郵便局の窓口に行かないと出せません。

支払う料金は送る郵便物の重さや大きさによって変わります。

郵便物には封をして宛先などを書いておきましょう。切手を貼るだけの状態にしてから「簡易書留お願いします」と伝えればOKです。

受領書は忘れずにもらって保管してくださいね。

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