羽毛布団をコインランドリーで洗濯!乾燥機の時間は?料金は?
羽毛布団ってそもそも自分で洗うようなものではないと思ってたんですが、洗濯表示に問題がなければ洗えるんですね。
ただし洗濯機の容量が10キロ以上は欲しいところ。
家にある洗濯機は年季の入った縦型でしかも小さい。無理に入れてしまうと羽毛布団の生地が傷んでしまいます。
というわけでコインランドリーデビューをすることにしました。
羽毛布団のコインランドリーでの洗濯の仕方や乾燥にどのくらいの時間がかかったか、料金も合わせて紹介します。他にも実際にわかりにくかったことを説明していきますね。
羽毛布団をコインランドリーで洗濯!
今回はWASHハウスというコインランドリーを利用しました。
コインランドリーを利用するのは初めてなので、一般的な店舗だったかどうかはわからないんですが、清潔感がある印象でした。
クリーニングに出すのをためらって片付けあぐねて部屋に放置していた羽毛布団もここでキレイになるはず!
コインランドリーで洗えないものもある
ですがなんでもかんでも洗えるかというと、そうではありません。
まずは洗いたい羽毛布団が水洗い可能かどうか、洗濯表示をチェックする必要があります。無理な時はクリーニングに出すしかないですね。
さらにコインランドリーの店舗内にこのような表示がありました。
キルティング加工されてないと中身が寄ってしまうようですね。でも現在売られている羽毛布団のほとんどはキルティング加工になっているかと思います。
敷布団はコインランドリーではさすがに洗えないので、プロに頼む方がいいですね。
コインランドリーに必要な物
コインランドリーに行くときに必要なものは
- 洗濯するもの
- お金
これだけです。
お金は1000円札もしくは小銭を準備しましょう。
機械に入るのは小銭だけですが、1000円札の両替機が設置されています。
一万円札は使えません。
コインランドリーに洗剤は必要ない
コインランドリーは自動洗剤投入なので自分で用意する必要はありません。今は大体のコインランドリーがこのシステムだそうです。古いコインランドリーは違うかもしれませんが。
わたしは全てコインランドリーまかせにしました。
羽毛布団のコインランドリーでの洗い方
まず羽毛布団を洗える洗濯機を選びます。羽毛布団一枚の場合、何キロの洗濯機を使えばいいでしょうか。
店舗内の表示によると10キロ未満の小さい洗濯機で布団を洗ってはダメだそうです。
ぎゅうぎゅう入れたり無理はしないで入る大きさが良いとのことで、中型(12キロ)と大型(22キロ)どちらの洗濯機にしようかと悩みましたが、大型の22キロしか空いてませんでした。というわけで今回はこれでやってみることに。
洗濯する前に洗濯槽を洗います。これは無料でできるのでぜひやっておきたいですね。前に使った人の洗濯物のニオイとか残ってる場合もありますからね。
終わったらロールケーキのようにくるくる巻いた羽毛布団をドーナツ状に入れます。家庭用と違って容量が大きいので洗濯ネットは特に必要ないです。キルティング加工されているのでヒモで結んだりもしませんでした。
特別なことはしてません。
隙間がない方がいいので真ん中にシーツとかカバーなどを埋め込みます。実際に入れてみたら真ん中に少しスキマが空いてしまったので羽毛布団1枚なら12キロの洗濯機でもいいかもしれません。
ドアを閉めて硬貨を入れたらスタート!まるごと水洗いできるのは嬉しい~
37℃のお湯を使った洗濯なので人間の脂汚れを取るのに良さそうです。
羽毛布団はめったに洗わないので、キレイになりそうな「電解水洗いコース」というのを選びました。普通のモードと何がどれくらい違うのかはよくわからないですけどね(笑)
洗剤も柔軟剤も自動投入なので、あとは終わるのを待つだけです。
で、終わって扉を開けてみたら
ペチャンコになってました!
「え、これ大丈夫?」と焦りながらも「乾燥すれば膨らむはず」と自分に言い聞かせて、乾燥機に移動します。
羽毛布団のコインランドリーの乾燥機の時間
わたしが今回一番わからなかったのが「羽毛布団を乾燥機にかける時間」です。
洗濯機は一度スタートすれば自動的に終わりますよね。
でも乾燥機は「何分でいくら」というシステムなので、羽毛布団がどのくらいの時間で乾くのかがわからなかったんです。
しかも洗濯が終わってペチャンコになってますからねー^^;
「失敗したかも…」と不安になりながらの挑戦です。
乾燥機は2種類あって容量が違うんですが、羽毛布団が乾燥後に復活して膨らむことを期待して大きい方を選びました。
料金は100円で7分。
とりあえず乾くまではやるしかないので「100円ずつ回して確認しながら乾燥すれば、無駄なお金がかからない」というブログ記事を参考にすることにしました。
でも絶対に7分じゃ乾かないよな~。
それにコインランドリーで乾燥機にかけるのはダニ駆除をするためという目的もあります。ダニは水洗いしても天日干ししても生き残りますが「50℃以上20分」で死ぬそうです。
なので300円を投入し、とりあえずの21分乾燥。
結果、少し膨らんだかな?というくらいで触ってみると湿っぽい…。
ここで気づいたんですが、乾燥機は終了の際にヤケドを防ぐために1分間クールダウンをするんです。つまり小まめに乾燥機を使うと温度が上がったり下がったりを繰り返すわけです。
つまり早く乾燥を終わらせるためには、最初から連続使用で高温を維持する方が良いに決まっているじゃないか。
でも今回はもう仕方ないです。次回への反省ということで^^;
そもそも乾燥機には目安の時間が書いてあって「50~60分以上」と。でもアバウトだからこれを参考にしていいのかどうかもよくわからないんです。
悩んでその場でスマホでちょっと調べたら35分とか40分とか出てきて。
「20分くらい追加してみるかな」ってことでまたもや300円を投入し、21分の乾燥へ。
羽毛布団がだんだん膨らんできて嬉しくなりました。やっぱり大型の乾燥機にしてよかったです。
終わって触ってみたんですがやっぱり少し湿っぽいような気がして(汗)
結局100円入れてさらに7分追加しました。
完全に乾いてるか自信はなかったけど(触ってもわかりづらいので)、膨らみも戻って布団っぽくなったし許容範囲ってことで終了しました。
実際の乾燥時間は全部で49分だったので、乾燥機に書いてある目安が正しかったです(笑)
多分ですけど「35分で乾く」っていう情報は夏用の羽毛布団の場合なんじゃないかな。
冬にも使うような羽毛布団の場合には50分は乾燥させた方がいいと学びましたね。次回に生かして一気に49分連続で乾かしたいと思います。
羽毛がキルティングの縫い目の方に片寄る心配もあったんですが、大丈夫だったんでそのまま布団ケースにしまいました。
コインランドリーの乾燥機はダニ対策に
ダニは50℃以上の熱を約20分間与えると死滅します。
コインランドリーの乾燥機の中は温度が60~70℃になっているので、ダニ対策に効果があるということですよね。
家庭用の衣類乾燥機は商品によって温度がまちまちだし、余裕もって布団を乾かせるような大きさではありません。
天日干しは40度くらいにしかならないし、ダニは日陰になってる裏側に移動します。
というわけでダニ退治のためにはコインランドリーの乾燥機を使った方がいいですね。
コインランドリーの乾燥機にテニスボール?
ちなみにテニスボールを一緒に入れた方がふかふかになるという情報もありました。でもテニスはやってないし犬も飼ってないので、わざわざ買うこともないですし入れてません。
今回乾燥機に入れたのはシングルの羽毛布団とそのカバーだけでした。でも充分ふっくらしたと感じています。テニスボールを持ってる人なら試してもいいかもしれませんね。
コインランドリーの料金 羽毛布団の場合
わたしはシングルの冬用羽毛布団とカバーを洗濯しました。
今回使った金額は合計1,700円で時間は約100分でした。
冬用シングルならクリーニングの相場は3000円~5000円なので、節約にはなってますね。でも家の洗濯機の容量があれば、乾燥だけをコインランドリーですればもっと節約できると思います。
ただし脱水をかけるとはいえ水分を含んだ羽毛布団を運ばなければいけないので重いかも。
簡単なのはやっぱり全部コインランドリーでやることですね。
コインランドリーの料金(詳細)
- 22㎏洗濯機 電解水洗いコース: 1,000円
- 25㎏乾燥機 49分(7分で100円): 700円
合計: 1,700円
コインランドリーの時間(詳細)
- 洗濯: 47分
- 乾燥: 49分(+クールダウン3回で3分)
合計: 99分
約100分だけど最初と最後だけ来ればいいというわけでもないし、時間が取れない人は難しいかもしれません。
羽毛布団をコインランドリーで洗濯乾燥したまとめ
洗濯後に羽毛布団がペチャンコになって結構不安でしたけど、乾かせば膨らむことがわかって安心しました。
コインランドリーに初めて行ってみてわかりにくいと思ったことは
- 何キロの洗濯機を使えばいいのか
- 乾燥機は何分かければいいのか
ということです。
羽毛布団は羽毛の量がそれぞれ違うので一概に言えないのはわかるんですが、まぁ悩みましたね。
実際にやってみて洗濯機は12キロで良さそうだけど、乾燥機は絶対大型がいいと思います。
複数枚洗う時は洗濯機は大型で、乾燥機は一枚ずつ入れるのがおすすめです。
内部の羽毛は乾きにくいのでしっかり確認が必要です。わかりにくいですが端の縫い目を触ってみて湿っぽかったらまだです。カラっとするまで乾かしましょう。水分が残ると獣臭が出ることがありますよ。
しばらくは押入れにしまいますが、使い始めの前にまた乾燥だけかけてみようかな。
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