ちらし寿司に合うおかずでおもてなし!ひな祭り料理の由来もふまえて
ひな祭りといえば献立に悩むところですが、やっぱりちらし寿司が定番。
定番の料理は縁起物として食べておきたいところです。
ですがちらし寿司以外のメニューも欲しいですよね。
ちらし寿司に合うおかずを作って、ひな祭りのおもてなしをしましょう。
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ちらし寿司に合うおかずでおもてなし
寿司は寿をつかさどると書きます。つまりお祝いに食べるのにふさわしいんです。ひな祭りにはちらし寿司が欠かせないものなんですね。
ちらし寿司はいろんな具材が使われています。
- 大人になってからも食べるのに困らない
- バランスよく食べることで健康に
という娘を案じた気持ちがこもっています。
さらに使っている具材も縁起を担いでいるんです。
- 海老: 長寿
- れんこん: 見通しよく
- 豆: まめに働く
まるでお正月に食べるおせちのようですね。
ちなみにちらし寿司が苦手という子供さんも、寿司ケーキやカップ寿司、手巻き寿司などにすると意外と食べてくれますよ。
ちらし寿司には基本的に昔ながらの和食が合います。そしてちらし寿司はお寿司なので、献立に悩んだ場合はお寿司屋さんに置いてあるメニューなどを参考にすると間違いないですよ^^
以下で具体的に紹介しますね。
ちらし寿司に合う汁物
ちらし寿司にはお吸い物や味噌汁など和風の汁物が合います。
ひな祭りの汁物といえば、なんといっても蛤の潮汁です。有名ですね。まだ寒いですし温かい汁ものは外せないと思います。
蛤にも意味があります。貝殻は対になっているものとしか重なり合うことがありません。夫婦円満を表すもので、女の子の将来の幸せを願うものなんです。
二枚貝であるならあさりやシジミを使った汁でも良いかもしれませんね。
でもノロウィルスが怖い時期でもあります。もし気になるなら、鯛や菜の花、卵豆腐などのすまし汁がおすすめです。
桜の塩漬けを最後にトッピングして乗せると春らしさが出てとても風流ですよ。
ひな祭りにご高齢の方を招待している場合ですが、年齢によっては汁物はむせやすいかもしれません。お吸い物や味噌汁でなく茶わん蒸しが良いかもしれませんね。
- 蛤の潮汁
- 鯛のすまし汁
- 菜の花のお吸い物
- 若竹汁
- あおさの味噌汁
- 茶わん蒸し
など
ちらし寿司に合うサラダ
行事のメニューということで彩りが華やかなものがおすすめです。赤・白・緑の三色が入るように意識するだけでも見た目がカラフルになるので、おもてなしにぴったりです。
ベースにキャベツの千切りを使うとボリュームも栄養もイイ感じになります。
材料を切って洗って(茹でて)盛るだけの簡単なサラダを紹介します。ドレッシングはお好みでOKです。
- 大根と水菜とトマトのサラダ
- サラダほうれん草とパプリカのサラダ
- トマトとアボカドのサラダ
- 豚しゃぶとレタスのサラダ
- トマトとブロッコリーのツナサラダ
- 豆腐とトマトのサラダ
など
ちらし寿司に合う肉料理
ちらし寿司がさっぱりと食べれるので濃い目の味付けのお肉料理も合いますよ。
ローストビーフなんかもおもてなし料理には向いてますが、ちらし寿司が冷たいので、温かい料理にした方がいいかと思います。
個人的にはしょうゆで甘辛くした料理がおすすめです。わたしならもし余っても次の日にも食べれるような煮込み系にしますね~。
- 角煮
- 牛肉のしぐれ煮
- 大根と手羽の煮物
- から揚げ
- スペアリブ
など
ひな祭り料理で由来があるもの
ちらし寿司と蛤の潮汁という定番メニュー以外にも、昔からひな祭りで食べられる由来のある料理を知っておいてはいかがでしょうか。
実はおそばをひな祭りに食べる地域もあります。白桃緑の三色そばにして菱餅のかわりにひな蕎麦としてお供えするところがあるんです。
お蕎麦というのは長いので長寿を意味します。
この三色蕎麦はひな祭りの当日ではなく翌日片付けが終わった後に食べるそうです。引っ越し蕎麦のように、ひな人形の引っ越し(嫁入り)を意味するとも言われます。
実際に三色蕎麦を家で食べることはあまりないかもしれませんが、3月3日にはおそば屋さんのお品書きに加えられたりします。おそばに練りこむ色もお店によって違うようです。桃なら海老とか梅とか。一度食べてみたいものですね。
ひな祭りメニューのデザートについて
ひな祭りに食べられるデザート、お菓子は色んな種類がありますね。
- ひなあられ
- 菱餅
- 桜餅
- 草餅(ヨモギ餅)
桃・白・緑というひな祭りカラーが使われていますがそれぞれの色に意味があります。
- 桃(桃の花のイメージ):魔除け
- 白(雪のイメージ): 清浄・純潔
- 緑(新緑のイメージ): 厄除け・健康・長寿
それぞれ自然に見立てていて、エネルギーを得て一年間を無事に過ごすという意味があります。
桃色はクチナシ、白はひしの実、緑はヨモギから作られていて、それぞれ効能があります。
- クチナシ:解毒作用
- ひしの実:血圧低下
- ヨモギ: 造血作用
ひな祭りのデザートはイチゴなどを使って手作りするよりも、昔ながらの和菓子を食べて食育をしてほしいなと思いますね。
ひな祭りで子供に甘酒
季節の変わり目や節句ではお酒を飲んで邪気を払うという習慣がありました。
白酒がのまれていたんですが、子供にも飲めるように甘酒になったようですね。
ただし酒粕を使った甘酒はわずかとはいえアルコールが残っています。子どもさんや妊婦さんは避けた方がいいでしょうね。
甘酒を家族で飲む場合には米麹で作った甘酒にしましょう。ノンアルコールで安心です。
関連甘酒のアルコールで飲酒運転になる?子供が飲んでも大丈夫?ちらし寿司に合うおかずのまとめ
ちらし寿司に合うおかずを紹介しました。
迷った時はお寿司屋さんのメニューが参考になりますよ。
ひな祭りの定番メニューについても由来をふまえておくと食育につながります。
楽しいひな祭りをお過ごしください。
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