麦わら帽子の型崩れの直し方クリーニングはOK？保存方法に問題？

麦わら帽子のシーズンになって取り出してみると、型崩れしていてかぶれなくなっていることはありませんか？

前提としてお手頃価格の麦わら帽子は長くかぶれるようには作られていないんだとか。素材でペーパーが使われてたりするので、水分に弱いんだそうです。雨に当たったりするとふにゃふにゃになります。

使い捨てとまではいかないけど保存状態が良くなければワンシーズンのみ、なんてことも普通だそうです。せっかくお気に入りで買ったのにワンシーズンしか使えないなんてもったいない。

ということで自宅で復活できないか試してみました。

目次（もくじ）

麦わら帽子の型崩れの直し方

私が今回、型崩れを直したい麦わら帽子は指定繊維外（ぺーパー）のストローハットです。厳密には麦わら風帽子ですかね。

ふにゃーっとなってるの、わかりますかね？もうすぐチューリップハットみたいになるのでは、という危惧さえありました。

自宅での麦わら帽子の型崩れの直し方を調べたところ

のふたつの方法がありました。

天然素材の場合は変色の危険があるそうですが、私の帽子はペーパーだし、値段も安めだし、ダメ元でやってみることにしました。

つばの部分は直接アイロンをかけてみました。が、少しマシになったかな？くらいの印象です。画像で見てもちょっと不自然ですよね（笑）

わたしは直接アイロンを当ててしまったんですが、濡れタオルを乗せてその上からアイロンをかける方法もあるようです。ノリが取れてしまうかと心配したんですが、スプレータイプのせんたくのりを使うなんて技も。

今回はやりませんでしたが最終的に試してみたいですね～

頭の部分は難しいのでスチームをかけてみました。家にあるアイロンはとても古く、わたしは特にスチーム部分を信用していないので、やかんでお湯を沸騰させ、注ぎ口から出るスチームを当てました。

スチームを当てて、温かいうちに形を整えていくと不思議と固くなっていく…！ノリが熱で溶けて復活したような感じです。

今まではふにゃふにゃすぎて、帽子をかぶったとたんに頭の深い部分までストンと落ちて、頭頂部が丸っこくなってしまうくらいだったんです。

それが普通にハットとしてかぶることができるくらいに復活しました！

これに気を良くして、つばの部分も同じようにスチームに当ててみました。

が、つばの部分の形を手で整えるのが意外と難しい。不器用な私だからキレイにはなりませんでしたねー＾＾；手先が器用ならもう少し良い仕上がりになったのではないでしょうか。

オシャレアイテムというには微妙な復活かもしれませんが、ふにやふにゃ感はなくなったし近所のお買い物や地元のちょっとしたお出かけにかぶっていきたいですね。

※追記
一日中かぶっていたら、またフニャフニャになってきて頭のへこみ部分が弱くなってしまいました＾＾；暑かったんで汗の影響かな～

ただ、つばの部分は特に変化なしです。

帽子専門のクリーニングにお願いすれば帽子の型崩れも基本的にキレイになります。

ですが今回の私の帽子の素材であるペーパーだと水濡れ厳禁なだけでなく、ドライクリーニングもできません。

帽子の素材によってクリーニングができるかできないか違うので確認してみましょう。

さらに値段も2,500円くらいからになるので、そこまでの思い入れがなければ買い替えを考えた方がいい場合もあります。今は帽子は安く買えますもんね。

あなたの麦わら帽子の保存方法に問題はありませんか？

麦わら帽子（ストローハット）が型崩れしないためには保存が大切なんです。

一年の半分以上は出番がないわけですからね。

しまう時に気を付けておけば今回の私のように苦労しなくて済みます（笑）

帽子のほこりを取る
表面のほこりをブラシなどで落とせばOK。
帽子の汚れを取る
汚れている部分は目に沿って布（薄めた中性洗剤をつける）で拭く。汗どめ部分の汚れは取れにくいので歯ブラシなどを使っても良いが、帽子本体に水分がつかないようにタオルなどを間に当てること。
帽子を乾燥させる
陰干しでしっかり乾燥させるのがポイント
帽子の形を整える
新聞紙を丸めたものに無地の紙で覆って帽子の中に入れる。
帽子の保管
箱や袋などに入れて平置きで保管します。湿気がこもらないように通気性の良い紙などの材質のものに入れましょう。