無調整豆乳と調製豆乳の違いは?どっちがいい?おすすめメーカーは?
豆乳は健康と美容にいいって聞くから飲み続けたいですよね。
でも無調整豆乳と調製豆乳って一体どっちがいいのか気になりませんか?
今回の記事は無調整豆乳と調製豆乳の違いについてくわしく紹介します。
無調整豆乳と調製豆乳の違いは?
無調整豆乳と調製豆乳の違いは簡単に言うと
- 大豆と水だけで作られているか
- 飲みやすく加工しているか
です。
詳しく言うとJAS規格の定義と規格では主にこのようになってます。
豆乳(無調整豆乳)
- 大豆以外のものを使用していない
- 食品添加物を使用していない
- 大豆固形成分8%以上
- 大豆たん白質含有率 3.8%以上
調製豆乳
- 豆乳(無調整豆乳)に食用植物油脂・砂糖・食塩などの調味料を加えた飲料
- 大豆固形成分6%以上
- 大豆たん白質含有率3.0%以上
ちなみにですが調整豆乳と無調整豆乳は「調整」「調製」と漢字が違います。
調製豆乳と無調整豆乳 栄養の違いは?
無調整豆乳は大豆の栄養が多くて、調製豆乳はレシチンが多いです。
レシチンは普通に食事をすれば摂取できるのであえて調製豆乳を飲む必要はないと思います。
栄養成分の摂取を考えるならやはり無調整豆乳がいいですね。
調製豆乳と無調整豆乳 栄養の比較
調製豆乳 | 無調整豆乳 | |
---|---|---|
エネルギー | 96kcal | 99kcal |
たんぱく質 | 7.8g | 10.0g |
脂質 | 4.1g | 5.1g |
コレステロール | 0㎎ | 0㎎ |
炭水化物 | 7g | 3.3g |
食塩相当量 | 0.4g | 0.04g |
カルシウム | 23㎎ | 22㎎ |
鉄 | 1.2㎎ | 1.4㎎ |
カリウム | 308㎎ | 388㎎ |
マグネシウム | 35㎎ | 45㎎ |
レシチン | 144㎎ | – |
大豆イソフラボン | 37㎎ | 45㎎ |
調製豆乳と無調整豆乳どっちがいいの?
調製豆乳と無調整豆乳どっちを飲むのがいいか気になるところですが、豆乳に何を求めるかによって選び方が違います。
豆乳を飲む人は大豆イソフラボン目的ということが多いと思いますが、その際は無調整豆乳の方がいいです。上の章でも説明した通り大豆の栄養が多いのは無調整豆乳ですので。
イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと分子構造が似ていて同じような働きをします。美肌や美髪、骨粗しょう症の予防や、ホルモンバランスを整えることから更年期障害の軽減などにも有用と言われています。
オリゴ糖が便秘改善にもつながるというのも嬉しいですよね。
ですが一般的に無調整豆乳は飲みにくいですし、飲みきりタイプはコンビニなどにはあまり売っていません。
ドリンクとして取り入れやすいのは調製豆乳かもしれませんね。
調製豆乳と無調整豆乳 ダイエットならどっち?
調製豆乳と無調整豆乳のどっちがカロリーが低いのかというと、これはメーカーや商品によります。単純に調整豆乳だからカロリーが高いというものでもないようです。
同じメーカーの違う種類の商品を比べてみても、カロリーの差が結構あったりします。
調製豆乳 | 無調整豆乳 | |
---|---|---|
キッコーマン | 74~126kcal | 108~116kcal |
マルサンアイ | 96~140kcal | 104~123kcal |
ふくれん | 96kcal | 99kcal |
気になるならカロリーOFFになってる商品がいいかもしれませんね。
豆乳はある程度お腹にたまるので、食事の前のタイミングで飲むと満腹感が得やすくダイエットに効果的と言われています。
無調整豆乳と調整豆乳 バストアップならどっち?
豆乳の成分でバストアップに期待できるのは、女性ホルモンエストロゲンのような働きをするイソフラボンです。
エストロゲンは乳腺を発達させて脂肪増やしてくれる女性ホルモンです。
なのでイソフラボンを効率的に摂取できる無調整豆乳の方がおすすめですね。
調製豆乳と無調整豆乳 料理に使うならどっち?
どっちも料理に使えますし、わたしは両方とも実際に使ってます。
あえて言うなら調製豆乳は少し甘味がついてる分、お菓子作りやスイーツ、スムージーにおすすめかな。
でも好きな方を使えばいいと思いますけどね。大豆の素材の味を生かしたいなら無調整豆乳、味が整ってる方がいいなら調製豆乳、と味の好みで。
ひとつだけ注意するなら湯葉や豆腐を豆乳から作るときです。
調製豆乳だと湯葉や豆腐が固まらないです。湯葉はできる商品もあるみたいですが、無調整豆乳を使うようにしたほうが確実ですね。
豆乳の飲みすぎに注意
イソフラボンを過剰摂取するとホルモンバランスが崩れる原因になり太りやすくなることがあります。
イソフラボンの摂取目安量の上限値は70~75 mg/日とされています。
豆乳は飲みすぎずに1日に200ml程度を目安にしましょう。サプリの場合は30mg/日以内でコントロールするように推奨されています。
そしてイソフラボンの過剰摂取は胎児や赤ちゃんの生殖機能に影響が出る可能性があると言われています。まだ科学的根拠は証明されていませんが、妊娠中や授乳中は控えめにしておいた方がいいと思います。
無調整豆乳のおすすめメーカー
わたしは効率よく栄養を摂りたいので
- 無調整豆乳
- 国産大豆
の豆乳を選んで飲んでいます。
でも前は無調整豆乳って美味しくない、というか正直マズイな~って感じるものが多くて避けてたんですよ。
でも作ってるメーカーによってかなり味が違うことに気づいて。
そりゃ大豆が違えば味も違いますよね~。
というわけで今飲み続けてるのはコレ。
【宅配便送料無料】ふくれん 九州産ふくゆたか大豆使用 成分無調整豆乳 1000ml×6本
ふくれんの九州大豆100%の無調整豆乳です。
近所のスーパーの話ですが、ふくれんの無調整豆乳が一番売れてるみたいで残りの本数がいつも少ないです。買い物に行く時間が遅いからかな?
たまに売り切れてて、しょうがなく他のメーカーの無調整豆乳を買ったりするんですけど、いやーこれが美味しくなくてやっぱり全然飲めない(笑)
料理に使うしかなくなります。カルボナーラか豆乳鍋になることが多い…
なので1本だけでもストックするようになりましたね^^;
わたしみたいに「無調整豆乳は味が苦手だけど栄養のためにはできれば飲みたい」って思うなら一度ふくれんを試してみるといいかもしれません。
無調整豆乳が美味しければサイコーですよね!
無調整豆乳と調製豆乳の違いのまとめ
無調整豆乳と調製豆乳の違いは簡単に言うと大豆と水だけなのか、飲みやすく加工してるのか、です。
どっちがいいかは豆乳に何を求めるかによって変わってきます。
栄養なら無調整豆乳、飲みやすさは調製豆乳、カロリーは商品によります。
料理はどちらでも使えますが豆腐と湯葉を作る場合は注意してください。
実は飲みやすくて美味しい無調整豆乳もあるので、いろいろ試してみるといいと思います。
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